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進の
「お願いします先輩」
が凄く好きです。
もちろん、
「はい、ありがとうございます…!!」
だって好きだけどさ!
「先輩」って言葉が、すきなんだなあ…
あのね、うんとね、”監督と選手”とか”先生と生徒”とかは、わりかし絶対的なものじゃない。わかりやすい立場関係じゃない。
それが、”先輩と後輩”となれば話は違う。
中1と高3、いや中1と中3でも、成長期前後で、体格的・実力的に大人と子供ほどの差があるけれど、高校生にもなってそれぞれ体がある程度出来てきて、ましてや進みたいに実力が 化け物 とあだ名されるくらいなら、その差は”先生・生徒”に比べれば些細ななもの、1歳2歳の差なんて危ういものになってくるじゃない。
だからね、「おねがいします先輩」と、己を”後に続く者”として位置づけている発言を聞くと、
進が、独断独走ではない、組織の中の一部というか…団体の中の一人、という意識を持っているんだなあと思えてね。
心がほんのり温かくなるんだ…
仲間に囲まれている、自分。
先輩が居て、後輩が居て、自分が居る 。。。っていう認識を持っている、進の心のありようが、嬉しくてたまらないんです…
自分が完璧であることと、仲間の力が不要ってことは、違うんだね。進にとって。
どうしても阿含との対比で考えてしまうんだけど( 「俺が22人いれば完璧」って考え方は進と対極をなすと思うから )私は、22巻までの神龍寺戦しか知らないからなー。明日になって23巻を読んで、神龍寺戦の決着の態様を知ったら、阿含についてまた違うことを思うかもしれないなあ。。。
そして、
モン太が泥門に加わるときに、ヒル魔や栗田が言っていた
「アメフトは専門職の競技」っていうことが、進を「パーフェクトプレイヤー」と呼ぶときにひっかかるんです。
パーフェクトであることは、果たして必要なことなんだろうか。
オールマイティーにすごいってことが、イコール勝者とは一概に言えないところが、ちょっと、今後の展開でどう作用するかな…と思うの。(現実のアメフト試合を知らない素人発言なんだけど)
進としては、自分の力のどこに重きを置いているのかな…いまのところスピードっぽいけれど(”高校最速”だし)、ならば何故ほかの能力も鍛えるのかな…
想い人の”30年”(自分の生きている年数以上だよ!?(涙))を背負う場合、突出した能力のみに力を注いで安穏としていられないのが心情だと思う…
選手として至らない点、たとえば進が栗田の身体能力だったとすればスピード、進がセナの身体能力だったとすれば、体格やパワーの足りなさ が、気になって仕方ないと思うんだ…(攻撃、守備と両方こなすようになったことがどう影響してくるのかな)
”何人にも捉えられないスピード”を身につけつつ、”捉えられたとき”に発揮するパワーにも気をおいている。
進が、”団体競技の中で役立つ力”と、 ”かの人のために証明する力”との折り合いをどうつけるか、
今後の展開が気になる、気になるのであります…
どうか、愛が君の足枷にならないように…